どうも、ブレーズジャパンの中の人です。
06-07シーズン以来となったプレミアでの旅は勝点54、失点39、クリーンシート13の9位でフィニッシュ。
いまだに興奮しています。
シーズン前のブレーズの下馬評は最低評価でした。
「予算が一番少ないチーム」
「降格筆頭」
「チャンピオンシップ時代の戦い方は無理だ」
そんなチームが台風の目となる活躍を見せ、
代名詞となる「CBオーバーラッピング」を武器に
プレミアリーグへ新たな風を巻き起こしました。
そんなシェフィールド・ユナイテッドの最高シーズンを振り返っていきたいと思います。
今回は第三弾。
第20節〜第29節までを振り返ります。
第一弾はこちら
第二段はこちら
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第20節 vsマンチェスター・シティ (A)

エティハドでの一戦は珍しくFW以外のスタメンを変更。カラム・ロビンソンとムセがツートップを組み、ラニーのところにはより守備的なモウ・ベシッチを起用しました。
まだまだ絶好調をキープしていたムセさんですが、この試合はVARに先制点を阻まれます。

そして、レフェリーの見事なディフェンスからゴールが生まれる。想像しうる中でもトップクラスにフラストレーションが溜まる展開でした。

圧倒的なクオリティを持つシティの攻撃陣に対しても大きく崩れることのなかったブレーズのディフェンスは称賛されるべきでしょう。シャープの惜しいヘッドはポストに阻まれるなど、運に恵まれなかった一戦でしたね。
モウ・ベシッチはリーグ初のスタメンでしたが、期待の持てる活躍でした。
また、この試合でアウェイの無敗記録は潰えるも、素晴らしい記録となりました。
第22節 vsリヴァプール (A)

開始早々、サラーに先制点を奪われたブレーズは終始劣勢でした。終始防戦といっても過言ではないほど攻め立てられ、フィニッシュまで持ち込むことすら簡単に許してもらえず。後のリーグ覇者が圧巻のパフォーマンスを披露したと言えるでしょう。
この試合以降、マンチェスター・シティ戦でインパクトを残したベシッチが徐々に出場し始めるようになりました。この試合はノーウッドに変わって途中出場しています。
第23節 vsウェストハム・ユナイテッド(H)

初めてVARのおかげで勝利したと言える一戦でした。笑
(ノリッジ戦のバシャムのレッド疑惑もありましたが)
ハマーズGKのファビアンスキが負傷し、途中出場のマーティンのミスキックから決勝点が生まれたという塩試合感MAXの結果。マクバーニーのフィニッシュはコースが怪しく、ひやっとしましたが。。
ロングボール蹴り込まれて決定機を作り出されていたのもこの試合ですね。幸いクリーンシートでしたが、点を奪われてもおかしくない内容でした。
この試合からマクバーニーがスタメンの定位置を確保したはず。ツートップは「マクバーニー+誰か」が基本になりました。
第24節 vsアーセナル(A)

ラカゼットが大きな脅威となり、前半アディショナルタイムに先制点を奪われる苦しい展開でした。
後半、追いかける展開でワイルダー監督は新しい戦術を繰り出します。カラム・ロビンソンをトップ下に置く4-4-2(4-3-1-2)は新オプションとして期待がかかるものでした。
(しばらくして、そのロビンソンがバギーズへレンタル移籍で去ってしまったため、途中で終了しましたが…。)
同点弾のフレックのボレーは一級品でしたね。このあと、フレック引き抜きの噂が出回ったくらい強烈でした。笑
アウェイ、エミレーツでの一戦でも躍動したブレーズは見事!
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第25節 vsマンチェスター・シティ(H)

当時は「つい最近見た気がしていた」カードでしたが、気のせいではなかったようです。笑
ディーノがを連発し、PKまでセーブしてみせます。そのパフォーマンスは鬼神のようでした。シチズンの猛攻をなんとか凌いでいたブレーズでしたが、なかなか決定機を決めきれず。最後はアグエロに沈められ、ゲームセット。決定力不足が嘆かれていました。
このシティ戦もベシッチが先発でしたね。交代で抜群のパフォーマンスを見せていた彼の先発は順当だったとも言えます。
第26節 vsクリスタル・パレス(A)

サッカー界を震撼させたニュース。
「シェフ・ユナイテッドがサンダー・ベルゲを獲得」。
早速、彼がデビューを果たします。

ゲーム内容は正直良いと言えるものではなく、イーグルスのザハを中心とした攻撃に苦戦していた記憶があります。確かウォードにレッドが出ましたが、VARにより取り消されてイエローになったのもこの試合だったはず。
この時期のベルゲは正直「若手枠」として期待され、スタメンだった時期でしょう。加入直後でパフォーマンスを求めるわけではないですが、交代でラニーが入り、動きの質が良くなったのは一目瞭然でした。
この試合はノーウッドのCKをキャッチしたグアイタがそのままゴールラインを割るという謎の現象で勝利しました。今でもよくわからない。。
この試合ということでこちらの動画も👇
He’s Norwegian
第27節 vsボーンマス(H)

序盤からカラム・ウィルソンに先制される苦しい展開も、我らがスキッパー・シャープが大活躍。
体を張ったプレーでチャンスを作り出し、貢献。前半アディショナルタイムにはこぼれ球を押し込み、同点弾を挙げます。スタジアムのボルテージが最高潮まで高まったのは言うまでもないですね。
後半はディーノがライアン・フレイザーの至近距離からのシュートを神セーブでしのぎきると、ベルゲと交代で入ったラニーが逆転弾を挙げ、勝利。
内容では五分五分でしたが、ここで勝ち切れたのは大きかったはず。
チェリーズサポーターはシャープのことを見たくも聞きたくもないはずです。苦笑
第28節 vsブライトン(A)

前節、印象的な活躍を見せたシャープが引き続きスタメン。マクバーニーとの2トップでした。
今シーズンのベストゴールに選ばれたスティーブンスの鋭いボレーシュートはこの試合から生まれました。何度見てもえげつない、、、
ゴール前がすっごいドタバタしていた記憶があったのですが、ショートハイライト見ても間違いではなかったようで。。勝ち切りたい試合でした。
ベルゲは使い続けていましたが、交代のラニーの動きが恋しかったブレーズサポーターも少なくないはずです。
第29節 vsノリッジ(H)

昨季のチャンピオンにダブル!(チャンピオンシップですが)
スタメンを取り戻したラニーが超正確なアーリークロスを供給し、シャープが見事なダイビングヘッド。今期のブレーズのベストパス(アシスト)はこれでもいいんじゃないかってくらい美しいゴールでした。
1-0で終了したものの、厳しいことを言うと追加点が欲しかったかと。こちらのチャンスも多かったですが、その後は決めきれずカナリーズの勢いを止めることはできませんでした。ディーノがただただ人間超越していたから勝てた試合でしたね。あれだけのシュート受けてクリーンシートって意味がわからない。。
あとがき
・この時期は「ホームで強いブレーズ」が戻ってきた印象が強かったですね。
次回でラスト!
次は第30節〜38節まで書きます!
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